教会の歩み


◆室蘭キリスト教会の歴史◆

 室蘭の夜明けは、日本の夜明けを告げる黒船来航57年前の1796年に遡ります。
イギリスの探検船プロビデンス号が室蘭に来航。船長は当時噴煙を上げていた火山群を見て噴火湾と名づけ、室蘭港を良港として紹介し、それが世界地図に記載されました。
その良港に1951年、スウェーデンから数組の宣教師が来蘭。ボリン宣教師、エリクソン宣教師が当時、富士製鉄の城下町として栄えていた輪西町で天幕伝道等で魂を獲得し、3年後に会堂を新築し教会を生み出しました。
その後、宣教師からのバトンを受けたのは、1959年から2年間村松正雄師(後に同盟教団望月教会に転任)、1973年から37年間五十嵐不二夫師(後に同盟教団伊達福音教会に転任)。
その間1989年には同じ室蘭市内の無牧であった本輪西福音教会と合併。「室蘭キリスト栄光教会」と改称。
1999年に日高キリスト教会から藤山勝彦師が赴任し、現在に至ります。
教会は長年祈り求めて来た新会堂を現在地に建設し、名称を「室蘭キリスト教会グロリアチャペル」と改称。
2005年、教会はその使命を「福音の架け橋」としました。湾で隔てられた鉤状の町に1998年に架けられた白鳥大橋をモチーフにしたもので、それ以来、両岸が繋がって車と人が循環したように、福音によって神と人、人と人を繋げることを意図しています。
伝道の働きとしては、ニューライフ伝道、コンサート伝道、アルファコースを続けて来た。
教会員は堅固な聖書信仰に立ち、進取の気質に富み、新しいことに果敢に挑戦する群れです。


1953年~ ◆宣教師による 輪西町開拓時代
1962年~ 五十嵐牧師時代
1999年~ 藤山牧師時代
2000年 ◆室蘭市東町に移転、グロリアチャペル献堂




◆宣教師による 輪西町開拓時代(1953年~

1951年~ ピアソン師、エリクソン師、アルメフォース師が来道、室蘭近辺を調査
1951年 秋 室蘭一帯で伝道開始
1952年 8月 室蘭で最初の洗礼式
1953年 室蘭市輪西町で伝道開始
1956年 輪西町に 「室蘭福音教会」 献堂

五十嵐牧師時代(1962年~)

◆五十嵐牧師時代(1962年~ )

1962年 五十嵐牧師着任
1968年~ エリクソン宣教師 本輪西町開拓(本輪西福音教会)
1973年 2代目会堂 献堂 (輪西福音教会)
1989年 「本輪西福音教会」と「輪西福音教会」が合併。「室蘭キリスト栄光教会」に

◆藤山牧師時代(1999年~ )

1999年 藤山牧師着任
2000年 東町に新会堂献堂。教会名を 「室蘭キリスト教会グロリアチャペル」 に改名
2002~05年 ティム・クラーク宣教師赴任。八丁平開拓伝道開始
2003年~ 伝道的聖書研究 「アルファ・コース」 開始
2004年~ セル・グループによる 「家の教会」 開始